WBC・第二R総括

安岡久遠のブログより引用

『WBC・第二R総括』

国際試合というのはわからないものですね。
韓国に続き、キューバまでもが敗退してしまいました。引導を渡したのはともにオランダでした。
オランダは、韓国には5−0の完勝、キューバには2連勝したわけですから、単なるフロックだったとは言えません。

消化試合だったとはいえ、日本はキューバに敗れているわけですから、オランダ恐るべしといったところでしょうか。
たとえ、16−4のコールド試合で直接対決を制していたとしてもです。

以前のブログで、決勝R進出の可能性は50%、進出できれば優勝できる可能性は70%と言いましたが、もし3連覇を達成することができたとしたら、最大の立役者はオランダということなるでしょうね。

なにせ、日本戦になると異常な力を発揮する韓国と、キューバを敗退に追い込んでくれたのですから・・・・。反対のブロックからは、アメリカ、ドミニカ、プエルトリコが有力でしょうが、日本にとっては実力では韓国やキューバを上回る3国の方が組み易いでしょうね。

日本だけがスタイルの違う野球ですし、アメリアまで行けば、最低限のノルマを達成したわけですから、異様な緊張感からは解き放たれることでしょう。
準決勝がマエケンであれば、ほぼ決勝進出は間違いないところです。問題は決勝で誰が投げるかということです。

第一回大会は松坂と岩隈、第二回大会はダルビッシュと岩隈というように、2本柱がしっかりとしていましたが、今回はその柱である田中将の調子が上がりません。これが不安要素ですね。

それにしても、今大会はもう一つ盛り上がりに欠けているようです。メジャーリーガーが一人もいない、つまり真の日本代表ではないということ、またすでに2連覇を達成しており、新鮮味に欠けるということも影響しているのかもしれません。

でも、ともかく決勝ラウンドまで観戦できるのですから、楽しむことにしましょう。

遅くなりましたが、台湾戦は凄かったようですね。
というのも、私はその晩友人と飲食をしていましたので詳しい経過を知らないのです。飲み屋で、ワンセグで時折観戦していましたが、それでも詳細はわかりませんし、興奮の度合いはTV観戦より低いものでした。

試合とは関係ありませんが、スタンドの日本人ファンが東北大震災の支援に対する感謝の横断幕を広げていて、雌雄を決する試合とはいえ、友好的な雰囲気のもとで行われたようで清々しい気分になりました。

その点は、敵意丸出しのどこかの国とは違います。勝っても負けても後味の悪い試合になる彼の国とは・・・・そういえば震災の義援金ですが、彼の国は台湾の10分の1以下でした。義援金ですから強制はできませんが、彼の国の反日、台湾の親日ぶりが窺える事実ですね。

大震災のような不幸が降り掛かったときこそ、真の友人が分かるものです。個人でも同じでしょう。こちらが景気の良い時には近づいてくる人間も、困ったときには避けるようになります。

窮地の時の友が真の友です。そいう意味からすれば現時点での日本の真の友人はアメリカと台湾が第一ということになるでしょうね。ただ、アメリカの場合は思惑が大部分ですから、気持ちの上で言えば台湾がNO1でしょう。

そうそう、藤浪晋太郎が甲子園デビューしました。まずは上々でしょう。どうやら開幕からローテーションに入りそうですし、ますます今年は阪神戦を観戦しようという気になっている今日この頃です。

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