埼京線の女性専用車両 - 東京ぽこぺん日記

埼京線に乗って通勤している。

埼京線といえば、その混み具合とマナーの悪さで有名だ。
マナーが悪いとは、痴漢や喧嘩が多いからだ。
それも、電車が混んでいるのが原因だから、結局、混んでいるだけの電車だ。

埼京線の先頭車両は、女性専用車両になっている。
他の電鉄会社にも、先頭車両が女性専用になっていたりするところがある。

関西出身の僕は、「？」と思わざるを得ない。
何故なら、関西では先頭車両を女性専用にする、と言う発想がない、からだ。

勿論、関西の電車にだって女性専用車両は、ある。
それも、電鉄会社によっては、ラッシュアワーだけでなく、終日女性専用車両を設定しているくらいだ。
それでも、関西の電車で「先頭車両を女性専用車両にします」と発表したら、利用者をはじめマスコミからも猛攻撃を受けるだろう。

それは、数年前のＪＲ西日本が起こした、宝塚線（福知山線）の事故のせいだ。
あの時、マンションに突っ込んだ先頭車両はペシャンコになった。

あれ以来、みんな先頭車両に乗るのを避けていた時期があった。
だから、先頭車両を女性専用にする、と言うのは「事故になったら真っ先に死ね」と言うのに等しい。

それで、僕は違和感を覚える。

しかし、何故先頭車両にしたのだろうか？
勿論、宝塚線の事故より前なので、何か論理的な理屈があった筈。

恐らく、「判りやすい」というのがその理由だと推測できる。

しかし、それだけなんだろうか？